競輪選手で自転車競技日本代表の新田祐大が2日、自身のInstagramを更新。1日に閉幕したドイツ・ベルリンでの「2020 UCIトラック世界選手権」を終え、現在の心境をつづった。
新田はこの日、「現地まで応援に駆けつけてくれた皆さん、本当ありがとうございました。そしてここまで支援して頂きましたスポンサー様、ありがとうございました」と、ファンやスポンサーに感謝。
続けて、「普段は鈍感な僕でも、今回オリンピックの選考を兼ねた枠取りだった為、些細な事でとてもネガティブになっていました。」とナーバスだったことを明かし、「皆さんの応援が戦いに向け大きく背中を押してもらえた様に感じました」と述べた。
自転車競技の東京五輪代表は、4月1日に候補選手が決定。5月1日に最終選考選手が発表される。 34歳の新田は“人生最後”と語る 今回の世界選手権で、男子スプリント予選においてこれまでの日本記録を更新。 成績はスプリント5位、ケイリン12位、チームスプリント9位だった。
代表選出に向けて、新田は「今できる限りの事はしたつもりです。後は選出される事を信じて待つのみです」と、今の心境を明かし、「ここまで苦楽を共にした仲間たちにとても感謝します」とこれまで支えてくれたスタッフに感謝。
最後は、「諦めずに挑み続ける重要性」を学んだという、ブノア・ベトゥコーチと、ジェイソン・ニブレットコーチに感謝して締めくくった。