過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験を教えてくれる『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)。
▶︎本編:「リズムネタは麻薬」藤崎マーケットが“ラララライ体操”で追い詰められた結果
Abemaビデオでは今回珠玉の授業を振り返る『しくじりクラシック』をオンエア。藤崎マーケット(田崎佑一、トキ)が“ラララライ体操のイメージ強すぎ先生”として登壇し、2014年に“神回”と大反響を呼んだ授業を改めてお届け。番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、タレントの菊地亜美、女優の堀田茜、お笑いコンビのフレミング(※2016年解散)が登場した。
「ラララライ体操」で大ブレイクした藤崎マーケット。月収300万円の超売れっ子芸人になったが「芸もないのに急にお金を持ってしまうと、性格までおかしくなる」という。トキはこれを「ラララライの呪縛」と表現した。
当時22歳だったトキは、お金の使い道がなかったため、楽屋の自動販売機の横に「ご自由にお使いください」と書いてお金を置くなど、おかしな行動を取っていた。また、呪縛はマネージャーにも感染。徳島の仕事が終わる10分後に大阪の仕事を入れるなど、どう考えても無理なスケジュールを組んでいた。
しかし、時が経つとラララライ体操は飽きられ始め、アイドルの罰ゲームに使われるなど、“おもしろくない扱い”をされるように。こうした「ウケない仕事」をひと通り終えると、全く仕事がなくなった。
ネットでは死亡説が流れ、仕事がなくなった結果、藤崎マーケットの月収は6万円(収録当時)に激減。未来ある若手芸人に向けて「東京は魂の入ってない宝箱」と、忠告のようなメッセージを送った。
その後は“脱ラララライ体操”をして漫才に力を入れ、立ち直った藤崎マーケット。当時、東京リベンジとして、改めて東京の人に「藤崎マーケットのネタといえば?」というアンケートを実施した。結果、98%がラララライ体操、2%がわからないという回答で、藤崎マーケットは「まだ早かった」と後悔。がっくりと肩を落とし、笑いを誘った。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!! CLASSIC」より)