<大相撲大阪場所>◇五日目◇12日◇エディオンアリーナ大阪
毎場所、大量の塩まきパフォーマンスでファンを楽しませる前頭十一枚目・照強(伊勢ヶ濱)が、小盛りの塩まきをしたところ、視聴者から「塩分控えめ」「減塩タイプ」というコメントが殺到した。
照強と言えば、時間いっぱいになると手に山盛りの塩を持ち、土俵の反対側まで届くほど豪快に塩をまくことで知られる力士。新型コロナウイルスの拡散防止のため、無観客開催で行われている今場所も、ルーティンを守って連日、豪快な塩まきを続けていた。
本場所では、1日あたり40~50キロ、15日間で600~700キロほどの塩がまかれ、照強がそのうち何%をまいているかは定かではないが、怪力の前頭九枚目・栃ノ心(春日野)との一番を前に、気合の大量塩まきが行われると思われていた。
ところがこの日は利き手の右手で塩をすくうと、左手では押さえるだけでさらに盛ることをせず、普段から比べれば少なめの塩で終了。高さ、距離ともにいつもより控えめだった。
これにはAbemaTVで解説を務めた元小結・旭道山も気づき「少ないですね」とポツリ。視聴者からも「塩分控えめ」「減塩タイプ」「節約」ときっちりチェックが入っていた。
なお肝心の取組は、栃ノ心に吊られて大ピンチに陥った照強だったが、見事に逆転。下手投げで3勝目を挙げていた。
(AbemaTV/大相撲チャンネルより)