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 精巣がんによる胚細胞腫瘍で闘病中のロックバンド『HighsidE』のドラマー・Nosukeが11日に自身のアメブロを更新。がんの宣告を受けた時のことをつづった。

 この日、Nosukeは「僕が癌を宣告された時一緒に落ち込んでくれる人は一人も居ませんでした」と述べ、「僕の知らないところで気持ちが落ちてしまった人はいたかも知れませんが、少なくとも僕の目の前で落ち込む人は居ませんでした」とコメント。

 続けて、入院している期間に「家族や友達、そしていつも応援してくれる皆様が見せてくれたのはいずれも"元気な姿"でした」と明かし、「この時の僕に欠けていたのは"生きる希望"であり"生きる力"」だったと述べ、「わざわざ足を運んで下さった方も沢山いらっしゃいましたが、SNSやYouTube等に自ら誰かの"元気な姿"を探しに行っては勇気を貰っておりました」とつづった。

 最後に、東日本大震災についても触れ「3.11。確かに忘れてはいけない日」「でももしかしたら誰かの誕生日かもしれない。もしかしたら誰かの結婚記念日かもしれない」とコメントし、「あの日の恐怖はしっかりと胸にしまって、元気な情報を共有しよう」と呼びかけた。

▶︎動画:「はしりたい」治療法のない難病とたたかう少年の夢

難病A-Tと向き合う母子の絆
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Nosuke(Drummer)『3.11』
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