映画『甘いお酒でうがい』の大ヒット祈願イベントが24日都内で行われ、女優の松雪泰子(47)、黒木華(30)、俳優の清水尋也(20)が出席した。
この映画はお笑いコンビ・シソンヌのじろうが執筆した同名小説が原作で、松雪演じる40代の独身OL、川嶋佳子が日記に綴った517日の日常を描いている。松雪は同作について「まず(小説を)読ませていただいたときには、なんて詩的でユーモアがあって可愛らくして、共感がたくさんあることによってイマジネーションが広がっていく。読んでいくだけでストーリーの中に没入していく感覚というか、読んだだけで映画を見終わったような感覚になるくらいの素敵な本だった」と語った。
主人公の後輩である“若林ちゃん”を演じた黒木は、映画の原作と脚本を担当したシソンヌのじろうとプライベートで親交があるそうで「(映画を)まだ見てないらしいんですよ。だから早急に見ていただかないとなって思ってます」と話した。
松雪は黒木について、「華ちゃんは良い意味ですごく強くて美しい。演劇で2作品過ごしているのでたくさん素敵な瞬間を見ていて、華ちゃんが持ってる一番ピュアな可愛いところが“若林ちゃん”とぴったりリンクしているように感じる。本当に癒しでしかないという感じ」と絶賛した。
そう評価された黒木だが、清水は本番前に気合いを入れられたといい、「僕が緊張してきたって言ったら『背中を叩いてもらうと気合い入るんじゃない?』って言ってくださったんで、松雪さんと黒木さんに一回ずつお願いして。松雪さんは静かだけど突き抜ける感じだったんです。黒木さんは『メディアの方とかいるから音が出ちゃうとあれだから』って言いながら、ドンって結構強めにきて」と、意外な舞台裏を明かした。
『甘いお酒でうがい』という映画のタイトルにちなみ、今ハマっている甘いものを問われた清水は「いちごパフェ」と回答した。「甘いものが大好きで、特に理由はないんですけどパフェがすごく好きで。特別感があるじゃないですか」と話すと、松雪も「この間私もいちごパフェ食べました」と告白。清水がガッツポーズを見せると黒木は「気が合うね」とにやけた。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)