新型コロナウイルスの感染拡大で、競輪の無観客開催が続いている。そして、まさかの五輪開催延期である。総理も都知事も不要不急の外出自粛を要請している。こんなときこそ、スマホで競輪を楽しむのが一番だ。
連載の#20で、前橋競輪の特徴について触れた。それはこうだ。前橋競輪場の周長は335メートルと逃げに有利なバンクで、前橋競輪場で実況放送を担当していたフリーアナウンサーの磯一郎氏は、かつてこう実況したそうだ。
「前橋の車券を買う時は徹底先行のラインを買え、やる気のない選手は一銭もいらない」
そしてその通りに車券を買ったら、見事に的中したのだ。そこで今回は、改めて前橋競輪場の攻略について深堀りしてみたい。車券を購入したのは、2/27日から開催されたミッドナイト競輪で、各レース3連単の一点買いとした。
まずは初日の6Rは競争得点の高い、4番・高橋成英選手を頭にしたライン、4-2-7で攻めてみた。WinTicketの出走表には並び予想が掲載されている。3連単で買うために、何より3人でラインを組んでいることが必須だ。そして、ラインのトップを走る逃げの選手の競争得点、あるいは直近4カ月の勝率が高いことも車券購入の条件とした。この日、ミッドナイト競輪を始めたのは5レースからだった。そして、この条件を満たしていたのが、6Rであったのだ。結果は、4(2着)-2(4着)-7(3着)と外れてしまった。
続いて購入したのは同日の8Rであるが、こちらは的中した。ラインのトップは、2番・外田心斗選手、わたしの大好きな115期だ。若手でやる気があって、競争得点もずば抜けている。彼をトップとした3連単は見事に的中した。
ちなみに、この日買えなかった4Rでは、115期の浅見隼選手をトップとしたラインが3連単を取っている。もう少し早い時間からミッドナイト競輪を始めていれば、このレースは取れていたはずだ。
そして翌日、ここは浅見隼選手に狙いを定めて4Rを買った。彼を逃げとした3名による関東ラインが組まれている。ところが最終コーナーあたりから、3番手につけていた野田英吾選手がラインからちぎれてしまい、3着は競争得点トップの篠田樹選手。とすると、「やる気ライン3連単作戦」は鉄板ではない。
そして、2日目のミッドナイト競輪の最終レース。ここにも115期で3人のラインがあった。逃げの外田心斗選手は、競争得点も勝率も出場選手中でトップである。ここで番手につけるのは、高津晃治選手で2人は中四国ラインである。そして3番手には外様となる群馬の矢内良和選手だ。そしてこのレースでは、残り1周半を残して、矢内選手がラインについていけず、3番手に岐阜の105期、藤井準也選手がつけた。そしてこの藤井選手が最後の直線で、逃げと番手を差して、1着になってしまったのだ。
ということで「やる気ライン3連単作戦」は、収支が-800ポイントとなり、一から検討をし直す必要アリとの結論にたっした。数カ月前にプラス収支が続いて競輪チョロイと思ったが、あれはまったくの思い違いであった。
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2/27 F2 前橋 初日(ミッドナイト競輪)
6R【外れ】
■購入車券
【3連単】
4-2-7(8.7倍)500pt
■結果
【3連単】
1-4-7 33,900円(70倍)
■この日の収支
-500pt
2/27 F2 前橋 初日(ミッドナイト競輪)
8R【的中】
■購入車券
【3連単】
2-5-4(3.2倍)1000pt
■結果
【3連単】
2-5-4 320円(1番人気)
■この日の収支
+2200pt
2/28 F2 前橋 初日(ミッドナイト競輪)
4R【外れ】
■購入車券
【3連単】
5-2-6(13.8倍)1,000pt
■結果
【3連単】
1-4-7 33,900円(70倍)
■この日の収支
-500pt
2/28 F2 前橋 初日(ミッドナイト競輪)
9R【外れ】
■購入車券
【3連単】
3-7-1(3.1倍)1,500pt
■結果
【3連単】
5-3-7 3,240円(9番人気)
■この日の収支
-1500pt
■今回の収支
-800pt
■今月の収支
-4080pt