名匠・瀬々敬久監督と俳優・佐藤健が大ヒット作『8年越しの花嫁 奇跡の実話』以来の再タッグ。映画『映画護られなかった者たちへ』が制作される。
 原作は「どんでん返しの帝王」中山七里の傑作ミステリー小説。 
 東日本大震災から9年後、宮城県内の都市部で、全身を縛られたまま放置され餓死させられるという凄惨な連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がった容疑者は利根という男(佐藤健)。彼は、知人を助けるために放火、傷害事件を起こした後、刑期を終えて出所したばかりだった。宮城県警の刑事、笘篠(阿部寛)は殺された二人の被害者から一つの共通項を見つけ出し利根を追い詰めるが…。一体、彼はどのように生きてきたのか?被害者はなぜこんな殺され方をされたのか?そこには、切なくも衝撃の真実が隠されていた――。