『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、メイプル超合金のカズレーザーが登場し、国民的人気アニメ『機動戦士ガンダム』のしくじりを解説した。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”に平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、足立梨花、伊集院光、小坂菜緒(日向坂46)、ぺこぱ、小宮有紗らが出演。
【映像】仮面を取ったシャアの素顔 “名台詞”シーンも(43分ごろ~)
カズレーザーは、当時の子供たちに『機動戦士ガンダム』が愛されなかった理由の1つとして「ライバル『シャア』の難解さ」を紹介。主人公・アムロの敵に当たるシャア・アズナブルの有名な捨てゼリフ「認めたくないものだな、自分自身の、若さ故の過ちというものを」は、今でこそ“名言”だが、「当時は理解できない子供たちが多かった」「喜怒哀楽のどれでもない感情になったのでは」と解説する。実際に「シャアが登場するもの以外のジオン公国軍のモビルスーツをもっと出して欲しい」という要望もあり、シャアが窓際部署に左遷された回もあると明かした。
「金髪のイケメン」「敵っぽくない」「応援したくなる敵役」という、それまでのロボットアニメの敵役とは全く違うアプローチに、戸惑った子供たち。しかし、初回放送後は中高生・女性を中心にファンが急増。再放送の嘆願書まで提出されるほどになった。再放送・再々放送は、視聴率が右肩上がりに伸び、『機動戦士ガンダム』は劇場版が製作されるほどの人気作になったのだった。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)
< 協力:サンライズ、創通、BANDAI SPIRITS >