『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、お笑い芸人のカミナリが登場し、茨城県についての授業を行った。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、AKB48の横山由依、乃木坂46の高山一実、タレントの井上咲楽らが出演。
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今回は、都道府県のしくじりを教材とした、番組初めての企画がスタート。初回はカミナリが講師となり、地元・茨城県のしくじりを紹介しながら授業を進め、地元の向上を目指していく。
石田が「茨城県のどこがしくじっているのかわかります?」と質問すると、吉村は同県出身のピース・綾部祐二に言及。また、渡辺直美も茨城県出身だが、2人ともニューヨークに進出した共通点がある。
澤部は「うちの相方(岩井)が『茨城県の人は都会に憧れが強いからニューヨーク行ってカッコつけたくなっちゃう』って言ってた」と明かすと、石田も「俺らも洋楽のHIPHOPしか聴かない」とぶっちゃけ、笑いを誘った。
茨城県は「都道府県魅力度ランキング」(出典:「地域ブランド調査2019」ブランド総合研究所より)で7年連続最下位というしくじりがある。さらに最近では、最下位いじりすらされない深刻な状況だという。しかし、石田は「魅力がないから最下位なわけじゃない」と主張する。
カミナリの地元・鉾田市では、市町村のメロン生産量が1位だ。しかし、石田は「鉾田市はPRが下手すぎる」という。例として鉾田市のメロンのPR動画が紹介されたが、出演者たちにはイマイチ動画の意図が伝わっていない様子。若林が「台本が悪いんじゃないの? 会議も良くないんだよ」とツッコミを入れるも、カミナリはうまく反論できない。
さらにカミナリは、メロンを半分にカットしてアイスを乗せるなど、鉾田市が勧める食べ方を紹介した。すると、夕張メロンを誇る北海道出身の吉村は「メロンに自信がないんだなと思う」と厳しい意見。実際には、鉾田市のメロンは夕張メロンに負けない糖度があるが、カミナリは吉村のツッコミにうまく返すことができない。
茨城県のしくじりから「コンプレックスは武器になる。開き直って受け入れろ!」と教訓を伝えるカミナリ。デビュー時は標準語で漫才をやっていたが、事務所の先輩芸人・永野のアドバイスもあり茨城訛りを全面に出したところ「M-1の決勝に行けた」という。
石田は「茨城県もコンプレックスを受け入れて武器に変えてほしい」と地元への思いを告白。コンプレックスに武器に変え、まだ知られていない茨城県の魅力を広めていってほしいと話した。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)