新型コロナウイルスの影響で休校が相次ぐ中、政府は、小中学生がいる低所得世帯でインターネット環境がない全ての家庭を対象にモバイルルーターを貸与する方針を固めた。Twitterで「モバイルルーター」がトレンド入りするなど、世間の注目を集めている。

▶動画:政府、小中学生がいる世帯にモバイルルーター貸与へ 懸念は通信費

政府、小中学生がいる世帯にモバイルルーター貸与へ「学びの機会を保障したい」
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 臨時休校によりオンライン授業などが普及する中、家庭学習の環境を整え学びの機会を保障する目的で行われる今回の施策。対象は小中学生がいる低所得者世帯で、全世帯の約2割となる見通しだ。しかし、通信費は各家庭負担になることから、低所得世帯には経済面で負担になる可能性があるとの懸念点も指摘されている。

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 そんな中、4月3日には、携帯大手3キャリアが学生らの通信費・軽減策を導入か、との報道もあった。25歳以下の学生などを対象に、通信プランの追加量の一部無償化など、オンライン授業を受講する際の負担軽減を目的として政府から近く要請があるかもしれないとのことだ。

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 キャスターを務めるフリーアナウンサーの柴田阿弥は「休校でオンライン授業を広めていかなくてはいけない中で、このような取り組みで子供たちは救われるかもしれないですね」とコメント。続いて、コメンテーターで牧師のアーサー・ホーランド氏も「アナログ思考の僕でも、この便利な時代にこれは有効だとすごく思います」と高評価だった。

(AbemaTV/「けやきヒルズ」より)

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