5日放送のAbemaTV『7.2 新しい別の窓 #25』で、稲垣吾郎がピースの又吉直樹と対談した「インテリゴロウ」企画の模様が公開。「『新しい地図』をタイトルにした小説を作るなら?」という問いに、又吉が芥川賞作家ならではのストーリーを披露した。
「ずっと夢を見ていたのかもしれない」
この冒頭文ですでに決まっているという又吉。登場人物は、男の子2人と女の子1人の幼馴染3人組。主人公のコウタとメグミは高校生から付き合い夫婦に、またもう1人の幼馴染・タカシとも親友関係を続けているという。これに新しい地図の3人を当てはめると、コウタ=稲垣、メグミ=草なぎ剛、タカシ=香取慎吾だということで、稲垣は「面白い!」と興奮する。
さらに又吉は話を続け、「大人になってコウタは87歳で死ぬ。目をつぶって『いい人生やったなぁ』っていろんなことを思い出すんですけど、『目、開けられそうやな』って開けたら実家の天井が見える。自分の身体は小さくなっていて、家の外に出たら、記憶と街が“鏡写し”みたいに逆になっている。幼馴染3人の関係も微妙に変化していて、そっちの世界ではタカシとメグミが繋がってしまう。コウタは『六十数年間一緒にいたメグミが親友に奪われた』みたいな気持ちになってしまって、コウタが2人を恨んでストーカー化してしまうという“新しい地図”」と衝撃の展開を明かす。
このストーリーを聞いた稲垣は「すごいですね、もうできてるじゃないですか。めちゃくちゃおもしろい」と感嘆すると、又吉は「物語を考えるのがすごく好きです」と答えた。