12日、SUPERNOVA(元 超新星)のリーダー・ユナクと、Y-crewがプロデューサーとして指揮を取る日韓合同アイドル育成プロジェクト『G-EGG』#11(毎週日曜深夜0時~)が放送。韓国合宿の集大成となるチームごとのMVの一部が公開されたほか、20人の候補者のうち、まずは13人が挑んだ最終審査の様子が明らかになった。
ユナクは最終審査のテーマを「セルフプロデュース」と説明。候補者はG-EGGプロジェクトのために作られた①「あの時へ」、②「Dreaming in the sky」から1曲をチョイスし、ダンサーは1分半振りを創作、ラッパーはラップをメイキング、ボーカルは課題曲のどちらかを歌う。この課題にプラスして自分のアピールポイントを上乗せすることもでき、衣装や照明といった面でも個性を演出できる。
日本で行われた最終審査で、ユナクは一人一人にその場で「リズム感の良さ」「声質の魅力」「音程のズレ、不安定さ」「喉の使い方の悪い癖」「ラップの物足りなさ」「衣装のミスマッチ」「K-POPっぽさが欲しい」など指摘。日韓両方で活躍できるアイドルに欠けているもの、これから伸ばしてほしいところ、良い部分、悪い部分がそれぞれ浮き彫りになった。
そんな中、ユナクが存在を「ありがたい」とまで褒めたのがラッパー・シヒョク。ユナクは「すごくトレンディーなリズム感を持ってる。最近のアイドルやラッパーの持つリズム感を、(G-EGGメンバーの中で)唯一持っていると思う」と才能を見抜き、「半テンポ早いというかずれた感じ。本当に難しいのに、体の中にあるのかな。なんかありがたいなと思ってる」と、天性のリズム感を絶賛していた。
ユナクは太一にも「俺的にはジャスティン・ビーバー」と独特の表現。声質を褒める一方で、呼吸が足りず最後の言葉を言えてないことや、バラエティに欠けるラップ、メロディーラインのアレンジ力が欲しいと注文も。それでも最後に「みんなに愛されるアーティストになれると思う」とエールを贈った。
ボーカルでは龍太の存在感を高評価。ユナクは「スターのオーラがある。なんか、みんなを集中させる力がある」とコメントしつつ、「でも自分のスタイルを探せてない」「ピアスが衣装に合うかを考えて」などとダメ出し。それでも「ミッションに応えてくれたと思う」と健闘を称えた。
次回放送の最終章では、韓国に残っている7人の最終審査の様子が明らかに。7人はユナクの期待に応え、進化したところを最終審査で見せられるのか。#12は、19日(日)深夜0時より放送される。
▶動画:ついに最終審査!ユナクが認めた候補者は?『G-EGG』アイドル育成プロジェクト