演出家の宮本亞門氏が発案した新型コロナウイルスと闘う人たちを応援する『上を向いて~SING FOR HOPE プロジェクト』の動画が14日、YouTubeで公開された。
今月2日に宮本氏が自身のTwitterで「新型コロナウイルスの影響で孤独と不安を抱えている方へ一緒に歌いかけましょう!」と、一般公募を含めて募集をしたことから始まった本プロジェクト。第一弾として公開された動画では、一般公募で集まった600人超の『上を向いて歩こう』歌唱動画に加えて、俳優の城田優、小池徹平、歌手の西川貴教、映画コメンテーターのLiLiCo、フィギュアスケーターの荒川静香など、多くの芸能人が参加している。
また、今日公開された動画では参加者がメッセージを読み上げた。乃木坂46の生田絵梨花は「この歌声が誰かに届きますように」、俳優の市村正親は「今不安に思っている皆さん、始まりがあれば必ず終わりがあります」、大竹しのぶは「信じよう、明日を、未来を。今世界中で信じられないことが起こっていますけれども、私たち一人ひとりが強い心を持って、また手を取り合って抱き合えるその日まで、頑張っていきましょうね」と、それぞれがエールを送った。
今回の楽曲『上を向いて歩こう』は坂本九さんの名曲。宮本氏が去年5月、前立腺がんの手術を受けた際に勇気をもらった楽曲だといい、「『こんな時、歌やダンスはどうか』と言う声もあります。僕はそう思いません。こんな時だからこそ、人類が生み出した根源的表現の歌やダンスが、お互いを励まし、勇気づけるからです!」とコメントしている。
(ABEMA/『ABEMA NEWS』より)