プロ野球・阪神の藤浪晋太郎投手が4月23日に記者会見を行った。藤浪は、3月末に新型コロナウイルスの感染が明らかになり入院、後に退院していた。当時の症状については「ワインのにおいがしなかった」と語り、自身の感染によりチームの活動が休止したことについて「すごく申し訳なく思っています」と謝罪した。質問に対する主な答えは以下のとおり。
―当時の認識について
自分の中でまさか自分がというか、認識があまりなかったので、そのあたりはかなり軽率だったかと思います。自分の認識が甘かったと、自分がなると思わないで行動したことが軽率だったかと思います。
―症状について
ワインのにおいがしなくて、その時は気に止めなかったんですが、次の日に鼻が詰まっていないにもかかわらず、においがしなかったので、受診することになりました。
―その後の改善について
4日、5日ほどにおいがしなくて、その後からはだんだんにおいが戻ってきました。今はいつもどおりです。花粉症だったり副鼻腔炎でもにおいがなくなると思うんですが、それとは違った、鼻がすっきり通ったのににおいがしない。すごい違和感でした。熱も咳もまったくなく、ウイルスの症状がまったくなかったので、陽性ではないだろうとたかをくくっていた。まさか自分がというのはすごく大きかったです。
―チームへの思いについて
陽性が発覚したことで、チームの活動が止まってしまったので、すごく申し訳なく思っています。今日、練習しているみなさんに直接謝罪をさせていただきました。
―ブランクの影響について
できることは限られてくるので、影響がないことはない。部屋でトレーニングしているので、自分でパフォーマンスが落ちないように努めてはいました。
―今後について
今回、たくさんの方にご迷惑をおかけしましたので、プレーで取り返すしかない。みなさんに恩返しできるように野球を頑張っていきたいです。
(ANNニュース)


