愛知県内の新型コロナウイルス感染者490人の個人情報が誤って県の公式ホームページに掲載されていた問題。複数の県民から通報があり、誤って掲載していたことに気づいたということだが、このうち396人は感染者の氏名までが掲載されてしまっていたという。
県は「普段はホームページの作成者と承認する職員は別になっているが、今回は1人だけで作業したためダブルチェックをしていなかった。風評被害の阻止に率先して取り組むべきところを掲載をして申し訳ない」と陳謝。該当者には順次お詫びをしていくという。
元外務省医務官で渡航医学が専門の勝田吉彰・関西福祉大学教授は5日の『ABEMA Prime』で「普段はバディ・システムといって2人であればこういう事が起こらない仕組みになっていたのに1人でやってしまったということで、まさしくヒューマンエラーだ」、リディラバ代表の安部敏樹氏は「名前が出てしまった人に対する批判や偏見が出てしまうことが懸念される」とコメント。テレビ朝日の平石直之アナも「PCR検査を受けなくなってしまうとか、医療の現場にも影響がありそうだ」と話していた。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)




