競輪予想に必須の“ライン”、その裏側が明かされた。5月17日にABEMAで放送された、競輪界を代表するスター選手4人のリモート飲み会特番「第3回ぶっちゃけいりん」で、S級S班の新田祐大が、“ラインの決め方”を事細かく語り、共演の選手もその話に聞き入る一幕があった。
視聴者の質問に答える形で展開した番組は、中盤に差し掛かり新田ら出演者はほろ酔いモード。「リモート飲み会」のコンセプトのもとでお酒を飲みながら、まさに「ぶっちゃけ」トークが繰り広げられた。
競輪ファンなら誰でも気になるラインについて、まずS級1班の浅井康太が解説。MCの競輪大好き芸人どりあんずが聞き役として、ラインそのものの説明をファンにわかりやすく引き出した。
浅井の話が終わると、それに続ける形で「新田選手、ラインはどんな感じで決めてますか?」と新田へ話が振られた。新田は「僕は出身の北日本でラインを組むことがあります」と切り出して、「まずそのレースの中で、同地区の先輩の選手に、意見を聞きに行く。かといってその選手に作戦を立ててもらうわけではなく、(同地区の選手)全体で話し合ったうえで、一番勝利に近い形で決める」と、ラインに対する考え方、決め方を説明した。
また、必ずしも同地区の選手でラインが形成されるわけではなく、「自分と似たタイプの人がいた場合は『別でやりましょう』と組まないこともあります」とぶっちゃけた。またその際も「(関係が悪くならないように)言い方はいろいろある」として、「お互いに力を発揮できる形で」など、相手への配慮もしつつ、最善の形を探している選手間の考えが明かされた。
このやりとりを聞いてコメントでは「良かった、今日見ている人は得ですね」「面白過ぎ!」と大きな反応が続いた。また、新田の考えに耳を傾ける浅井ら共演者が、それぞれ真面目な顔で話を聴いていることに「(飲み会なのに)みんな真剣w」とツッコミのコメントも。
この日で3回目を迎える「ぶっちゃケイリン」。メイン出演者として初回から番組を引っ張る新田のぶっちゃけ話から、この後さらに暴露話が連発、ファンを楽しませていた。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)