「ナスDの大冒険TV」vol.8が、地上波放送(テレビ朝日系・毎週水曜深夜2時21分~ ※一部地域を除く)に先駆け、ABEMAで先行配信され、その中で取材班一行が寒い高地ならではの朝食メニューを楽しむ場面があった。
【映像】ナスDが実食! 絶品焼きたての「チャパティ」(2分ごろ~)
この番組はテレビ朝日の社員・友寄隆英、通称:破天荒のナスDが世界の僻地に命がけで向かい、知られざる文化、そこに住む人々の暮らしをディレクター目線でレポートする超本気の紀行ドキュメンタリー。今回取材先に選んだのは、ネパール西部にあるアジア最後の秘境とも呼ばれるドルポ。取材班は2018年から足掛け2年に渡りヒマラヤへと出向き、厳しい冬のドルポを含めた密着取材を敢行した。
ドゥネイ村を出発して6日目の朝は、気温がマイナス2度と冷えこんでいた。世界30カ国の料理が作れる山岳料理人はナスDたちに体を内側から温めてもらおうと、朝食から韓国の激辛インスタントラーメン「辛ラーメン」を調理。寒い高地では定番のメニューだが、山岳料理人は塩や醤油で味の微調整もしっかり行い、インスタントの調理でも手は抜かない。
できあがったものを食したナスDは「味噌味で辛いですね。おいしい」と感想をコメント。ナスDと一緒に旅をまわっているカメラマンの辺見洋氏は「辛いけどうまい。めちゃくちゃおいしい」と言葉少なにコメント。辺見氏の一心不乱になって食べる姿を見て、ナスDは「スゴい食べてる。貧乏大学生みたいになってる(笑)」と感心していた。
また、全粒粉をこねたものを薄く延ばし、フライパンで焼いたチャパティも提供された。主に北インドやネパールなどで食べられている主食だが、これにバターとハチミツとピーナッツバターとジャムを付けて食べるという。ちなみにインドのナンは高級品で、特殊な窯や高価な精製小麦粉を使用するため、庶民にはチャパティの方が一般的とのこと。
これまでも「ナスDの大冒険TV」では山岳料理人が作る料理の数々が紹介されてきたが、インスタント麺を提供したのは今回が初めて。マイナス2度という環境に適した料理を、山岳料理人が選んだということだろう。朝から汗がにじむほどの辛い麺料理を食し、体を芯からあたためた取材班一同だった。
(ABEMA「ナスDの大冒険TV」より)