アメリカの大富豪が隠した100万ドル(約1.1億円)の財宝がついに発見されたと、BBCなどが報じた。
財宝を隠したのはアメリカ人の富豪、フォレスト・フェンさん89歳。元アメリカ空軍のパイロットで、退役後に美術品や骨とう品の売買で財を成したという。
「私が宝を隠したのは、人々を荒野にいざない、昔ながらの冒険と富への探検を始めるチャンスを与えるためである」
こう語るフェンさんが財宝を隠したのは10年前。ロッキー山脈に眠る財宝の謎を解くカギは、自叙伝『追跡のスリル』の中の“24行の詩”に隠したそうだ。
「温かな水が流れを止まる場所へ そこから峡谷を降りよう 遠すぎずしかし足ではいけない所まで “茶色”の故郷のすぐ下へ」
現地メディアによると、財宝はロマネスク調の箱に金貨や金塊、ダイヤやサファイアなどが入っており、この10年で35万人もの人々が宝探しに挑戦。多くの人々は仕事を辞めて捜索に専念し、うち4人は財宝探しの最中に死亡したということだ。
10年間に及ぶ壮大な宝探し。数日前にフェンさんの財宝を発見したという男性は名乗り出ていないが、フェンさんによるとお宝は10年間隠した場所から移動していなかったという。
(ABEMA/『けやきヒルズ』より)
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