「額は青天井。国会に事前相談することも約束しない。これでは財政民主主義の破綻ではないか」(国民民主党・後藤祐一衆議院議員)。新型コロナウイルス対策を盛り込み、歳出額は31兆9114億円と補正予算としては過去最大規模になった第2次補正予算案。そのおよそ3分の1にあたる10兆円が予備費に充てられたことが、“白紙委任”との批判を浴びている。