過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験を教えてくれる『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)。
【映像】不倫騒動渦中の先輩芸人と共演! 地上波未公開の楽屋エピソード(39分ごろ~)
今回、ABEMAビデオでは珠玉の授業を振り返る『しくじりクラシック』をオンエア。さらば青春の光(森田哲矢、東ブクロ)が「事務所を勝手に辞めて『さらば』しかけている先生」として登壇し、2016年に“神回”と大反響を呼んだ授業を改めてお届けした。番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、タレントの関根勤、菊地亜美、AKB48の横山由依、俳優の野間口徹、あき竹城が登場した(※内容は2016年9月23日に放送されたもの)。
一方的に所属事務所を辞めた結果、どこにも移籍できなかったさらば青春の光は、仕方なく個人事務所「株式会社ザ・森東」を設立してフリーで活動することに。しかし、キー局からのオファーはなく、知り合いから仕事をもらって食いつないでいたという。
しかし、周囲の信頼を失う最悪の騒動が起こってしまった。東ブクロが他事務所の先輩芸人の妻と不倫してしまったのだ。番組で東ブクロは「本当に申し訳ございませんでした」と深く頭を下げて謝罪した。
「キングオブコント2013」では、不倫騒動渦中の先輩芸人と共演することになり、話題になっていた。楽屋は小さな仕切りがある大部屋で、さらば青春の光は先輩芸人から一番遠い場所にいたが、殺伐とした空気だったという。
当時、キングオブコントでは準決勝で敗退した芸人100人が決勝の審査員をしていた。芸人たちは「あいつら(不倫をした芸人)を許すわけにはいかない」という雰囲気になっていたため、本番前にADから「色々ありますけど、私情抜きでいきましょう」と言葉があったという。
さらば青春の光は、不倫事件で学んだ教訓として「どんな仕事のミスよりも女性トラブルは居場所をなくす」とメッセージ。迷惑をかけた代償として、唯一仕事をくれていた人たちの信頼まで失い、当時は「解散も考えていた」と告白した。しかし、それでも続けられた理由は「自分たちのお笑いを見たいと言ってくれた芸人・スタッフ・ファンの支え」があったからだった。不倫事件についても「笑いにしてもいいよ」と先輩芸人が声をかけてくれ、救われたという。
今では松竹芸能のタレントとも共演できていると明かすと、関根は「(今まで)テレビで独立話はできなかったけど、さらば青春の光がそれをやってくれた」と称賛。最後に「もうちょっと売れてきたら、事務所の名前がダサすぎるから、変えたほうがいい」とアドバイスを送り、笑いを誘った。
(※内容は2016年9月23日に放送されたもの)