<青森競輪場:国際自転車トラック競技支援>◇G3◇12R S級準決勝◇13日
高橋陽介、佐藤和也の地元・青森ラインに人気が集まった最後の準決勝。打鐘が鳴り、藤根俊貴(岩手)が仕掛けるも蒔田英彦(千葉)がブロックして失速。藤根のマークについていた人気の高橋陽介(青森)がトリッキーな動きで蒔田まであと一歩のところまで追い上げるも、混戦の間隙を尽き鈴木庸之(新潟)が差し切って、決勝の切符をもぎ取った。
昨年2月、腰のヘルニアが悪化したことで長期欠場を余儀なくされた鈴木。昨年12月に復活するも1着なしの状態が続き人気薄になっていたこともあり、2車単は37番人気の3-8。1万3860円。3連単は289番人気の3-8-6。16万1230円とド派手な配当となった。
▶映像:鈴木庸之が混戦を差し切って16万車券が飛び出した12R
見事混戦を制した鈴木は、「ゴール前、空くかなと思っていたので(展開を)待っていました。去年290日休んだので、(今年は)1/3しか休んでいないので(開催自粛になったことは)問題ないですね。(怪我が治って)歩けるようになってまだ7カ月ですし。来る前の練習でだいたい10秒台が出ていたので調子は良くなっているなと思っていた。復帰してまだ1着取れていなくて、とにかく1着を取りたかったので良かった。優勝だけ狙って頑張ります」。完全復帰で優勝を手にできるか。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)