お笑い芸人らしい、ウィットに富んだ発言だった。ABEMA「ABEMA BOATRACE TOWN『知識で争う波乗王』」6月13日放送回にリモート生出演したますだおかだの増田英彦は、世間を騒がせている人気お笑い芸人のスキャンダルについて遠回しに言及した。
増田はこの日、ボートレース「賢者」としてグランジの大と、視聴者へのプレゼン力と的中率で勝負。勝者には「波乗王」の称号が与えられるルールの中、序盤から豊富な知識と冷静な分析で大を圧倒した。落ち着いた口調で解説するその展開予想は、共演したボートレースアンバサダーの植木通彦をも「素晴らしい」と唸らせるほど。視聴者からの支持も厚く、MCを務めたスピードワゴンの井戸田潤からも「当たらなくてもプレゼン力でカバーできる」と高評価を受けた。
勝負は的中してこそ。増田はそうとばかりに「プレゼン力イコール好感度かもしれませんけど…」と前置きすると、「井戸田さん、芸人の好感度なんてどうなるか分かりませんよ」と鋭いひと言。「ヤメてください！」「怖い怖い怖い」とスタジオの爆笑を誘うと、イヤホンを外しながら「ちょっとトイレに行ってきます」と席を立ち、井戸田からの「普通のトイレに行ってくださいね」との突っ込みにニヤリと笑った。
サービス精神旺盛な増田は番組内で植木の現役時代を振り返った際、人気絶頂期で引退した本当の理由を「賞金を振り込んでいた銀行から『もうこれ以上、お金を預かることができません』と断られたから」と説明。「銀行に入りきらなかった分を今、クオカードで配ってる」とも続けて大笑いした植木から「あれはアンバサダーの仕事なんです」と返されると、「僕は1枚だったんですけど、井戸田君には2枚だったらしいですね」と番組前の楽屋挨拶でクオカードを2枚もらったという井戸田を羨ましがった。
（ABEMA／BOATRACEチャンネルより）
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