駅前に設置されたご当地キャラを映したある動画が話題となっている。
これは「リンゴの魔術師さん」という投稿主が投稿した動画で、兵庫県の福崎駅前に設置された縦長の巨大な水槽を映したものだ。その中には「ようこそ ふくさき」と描かれたプラカードを持った、なんともリアルな赤の河童が下から上へ浮遊しているのだ。この動画に「これはセンスある」「ヤバい、夢に見そう」「間違いなく子どもが泣く」などの声が寄せられ、動画は370万回再生、投稿は約7.5万件のリツイート、約22万件の「いいね」がつき、大きな話題となった。
これを設置した地元環境協会の担当者に話をきくと、この河童は2014年に誕生した「河童のガジロウ」というご当地キャラクターで、地元出身で“民俗学の父”と言われる柳田國男氏が妖怪について様々な話を残していたことから誕生したもの。
元々は地元の公園にある濁った池から出現していたが、去年駅のリニューアル以降「地下トンネルを通り駅と公園を行ったり来たりしている」という設定から、駅にも出没させているようだ。この「ガジロウ」効果で20万人ほどだった観光客が40万人以上に増えたと語っており、「広めていただけるのはありがたいです」とコメントしている。(ABEMA/『けやきヒルズ』より)



