新型コロナウイルスによる死者が世界最多の11万6900人に上っているアメリカ。さらに、「アメリカ国内での死者数は10月1日までに20万人を超える」という驚きの見通しを、ワシントン大学の研究所が明らかにした。
“ウィズコロナ“が叫ばれる中、卒業シーズンを迎えたアメリカでは、新型コロナウイルス対策として「ドライブスルー方式」による卒業式が相次いで行われている。生徒や教師を感染から守るため、保護者は乗車したまま、生徒だけが降りて卒業証書を受け取り、記念写真を撮影。卒業生からは「規模は小さかったけどとても良い卒業式だった」「(卒業式は)よかった。とても感謝している」という声が聞かれる。
感染拡大の第2波が懸念される中、独自のスタイルで卒業生を祝うアメリカの学校では、自宅で参加できるバーチャル卒業式なども行われている。
人々の生活を一変させてしまった、新型コロナウイルスの猛威。300年以上の伝統あるイベントも例外ではない。毎年30万人以上が来場する、イギリス王室主催の競馬「ロイヤルアスコット」。今年は無観客での開催となり、王室メンバーの来場も見送られた。エリザベス女王の欠席は、1953年の即位以来初めてのことだ。
ロイヤルアスコットでは、観客がスーツやドレスなどフォーマルなドレスコードで参加。華やかな衣装を見るのも魅力のひとつになっている。今年は現地で楽しめない代わりに、「ステイホーム」でドレスアップするファンの姿がSNSなどで見られている。庭で馬に帽子を被せて着飾ったり、ドレスアップしていま流行りのオンライン飲み会をしたり、中には洗剤やハンドソープのボトルを髪飾りに見立てるユニークな人も。
“ウィズコロナ”時代をどう生き抜くか、様々な工夫が求められている。
(ABEMA/『けやきヒルズ』より)
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