乃木坂46が6月21日、46時間TVスペシャル生ライブを行った。
このライブは乃木坂46の46時間生番組『はなれてたって、ぼくらはいっしょ!』(ABEMA)のフィナーレの企画として行われたもの。メンバーたちはそれぞれソーシャルディスタンスを保ちながらパフォーマンスできる工夫を凝らして久しぶりのライブを楽しんでいた。
開演を告げる「Overture」が鳴り響くと、乃木坂46はアッパーチューン「裸足でSummer」で久しぶりのライブをスタート。サビの「ヘイ!」というかけ声に合わせ、番組のコメント欄にはファンからの合いの手が殺到していた。
続いてはライブが行われる度に大きな盛り上がりをみせる「ハウス!」「ダンケシェーン」「おいでシャンプー」を連続披露。「ダンケシェーン」の曲の終わりでは、松村沙友理が「やっぱ乃木坂だな」と定番のコールを求めると、「だなっ!」という声でコメント欄は埋まり、「おいでシャンプー」の間奏部分では「ナカダカナシカ」コールが番組のコメント欄に殺到していた。
ここからは期別パフォーマンスのコーナーへと突入。生田絵梨花のピアノ伴奏で1期生メンバーが「君の名は希望」をしっとりとパフォーマンスすると、2期生メンバーは「アナスターシャ」を情感たっぷりに届けた。
続けて3期生メンバーが「毎日がBrand new day」をフレッシュに届けると、4期生メンバーが「I see…」をキュートにパフォーマンス。2~4期が披露したオリジナル曲は3月25日発売の「しあわせの保護色」のカップリング曲として収録された曲だが、新型コロナウイルスの影響でライブでお披露目する機会がなかったため、貴重なシーンだったといえるのではないだろうか。
それから届けられたのは「Sing Out!」。ソーシャルディスタンスを保ちながらのいつもと一味違うライブ映像となったが、番組のコメント欄には「ありがとう乃木坂!」「ライブ最高!」「歌って踊って元気な姿が見られてうれしい!」など歓喜の声が続々と届いていた。
番組のフィナーレにはキャプテンの秋元真夏が「今、乃木坂46の活動はライブだったり握手会だったりのイベントがまったく開催できない状況で、私たちからファンの皆様に“またすぐ会おうね”という言葉をなかなかかけられない状況なのが悲しいです。でもファンの皆様も同じ気持ちでいてくれてるんだろうなと思って、今回『46時間TV』の中でライブをさせていただくことにしました」と説明、最後に「またライブが出来る日がきたら同じ場所で同じ気持ちでみんなで笑顔で会えることを祈って、この曲をみなさんに贈りたいと思います」と視聴者に語りかけてから、「世界中の隣人よ」を届けた。
パフォーマンス後には白石麻衣が電話で生出演。「お疲れ様! いち視聴者として見れる時はたくさん見ていたけど、本当に感動したよ」とメンバーたちを労った。なお番組エンディング時点での総視聴数は3000万を突破、3日間でTwitterトレンド入りした関連ワード件数は55だった。