6月22放送のABEMA「給与明細」では、性的な内容を想起させる動画を配信する「微エロYouTuber」3組が登場。厳しい規制に対しどう工夫しているのか、収入はどのくらいなのかに迫った。
世の中には様々なYouTuberが存在し、動画の内容も多種多様になってきた。そんな中、あからさまではないもののセクシーな内容の動画で人気の「微エロYouTuber」がいるのをご存知だろうか。YouTubeの規定では、ヌードや性的なコンテンツはNGとなっている。彼女たちはそんな規制にかかることなく動画をアップし、収入を得ているのだ。
品川と五反田の風俗店に勤務する女性2人組によるYouTubeチャンネル「ホンクレch」は、今年開設されると5カ月で登録者数は2万8400人に到達。店舗でのプレイ内容を彷彿させるような、現役風俗嬢であることを全面に押し出した動画を配信している。過去には「ブラ早取り対決」や「ストッキング早脱ぎ早着対決」といった企画が人気となった。
なぜそのような動画が規制にかからず配信できるのか。そこには2人の緻密な戦略があった。厳しいYouTubeの世界では、実は彼女たちの職業である「風俗嬢」という単語自体がNGだという。その他にも数々ある性的な言葉を別の言葉に言い換える作業は地道に行い、また、服装にも気を使う。YouTubeにおいて、肌色が多く露出するのはNG。そのため上記のような企画でも決して服を脱ぐことなく、直接見せない中で可能なセクシーを追求しているそうだ。YouTube側の規定も頻繁に更新されるため、日々変化するボーダーラインを見定めながらギリギリを攻めた動画づくりをしなければならない繊細な仕事のようだった。
セクシー系の動画は広告がつきにくく、思うように稼げないYouTuberも多い。ホンクレchの2人も、収益化できる動画はあまりセクシー寄りにできないと嘆く一方で、本業が風俗店勤務だけに、広告収入だけでなく認知が上がることで店舗を訪れる新規客が増えるというメリットもあると語る。そのため、収益化するための動画と、新規のユーザーを獲得するためのセクシーに寄せた動画の2パターンで考えているのだという。それでも、動画の収入だけで30歳前後の会社員の給料分程度は稼いでいることを明かした。
番組ではその他、総合病院の元看護師が開設した性教育風のYouTubeチャンネルや、パンチラやコスプレとともに自宅でできるストレッチ動画などを配信するYouTubeチャンネルの収益化や収入について紹介している。
(ABEMA/給与明細より)
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『給与明細』を見るには?
『給与明細』はABEMAにて配信中。なお、よりディープな裏側に迫る『ウラ給与明細』も同じくABEMAにて配信中。