6月12日より、ABEMAで『高校生フリスタチャレンジ!次世代ラッパー ハイスクールダンジョンへの挑戦』(毎週金曜21時~)が配信スタート。我こそはと名乗りを上げた次世代高校生ラッパーたちが己の技を競い合うためリモートオーディションに臨んだ。
▶映像:高校生モンスターの意地とプライドをかけた挑戦!いよいよRec2放送スタート!(7月3日(金)21:00~)
今年2月から放送をスタートさせた「ハイスクールダンジョン」。しかし、新型コロナウイルスの影響で、Rec2の撮影を延期せざるを得ない状況となってしまった。そんな中、番組ではTwitterを利用してチャレンジャーを募集。次回の収録でラスボス・Fuma no KTRが成人のため引退、S-kaine、龍鬼、ベルが高校を卒業するため引退となってしまうため、新たなモンスターとチャレンジャーを発掘すべく、リモートオーディションを開催することに。番組にはモンスター選考委員としてFORK(ICE BAHN)、R-指定(Creepy Nuts)が登場した。
審査するにあたり、FORKは「1つでも突き抜けた能力を持つMCをピックアップできたらなと思います」と語り、R-指定は「自分の得意分野を見つけている奴とか、『俺、これでいくねん』と腹括っている奴が出てきたら面白いと思います」とコメント。番組MCおよびオーガナイザーを務めるZeebraは審査が始まる前に「チャレンジャー気質、モンスター気質っていうのに別れると思う。凄く上手いんだけど、モンスターになっちゃうよりかは、チャレンジャーとして下からくる方がいいタイプもいる。それの逆も当然あるし。その辺に注目しながら見れたらなと思います」と話していた。
今回のリモートオーディションはたくさんの応募者の中から番組スタッフがピックアップした20名が候補者として選抜された。審査は「(1)自己紹介」「(2)16小節の自己PRと意気込みフリースタイル」「(3)質疑応答」という3つの観点から行われる。
リモートオーデションには以下の20名が参加した。
エントリーNo.1 苺梨(まいり) / エントリーNo.2 虎(SMO) / エントリーNo.3 Pop eye / エントリーNo.4 MC玄人 a.k.a.maTya / エントリーNo.5 レイニアス / エントリーNo.6 Nadeha / エントリーNo.7 しまらー / エントリーNo.8 I.T.1 / エントリーNo.9 MCトキダ / エントリーNo.10 Ass color / エントリーNo.11 SunSet / エントリーNo.12 八雲 / エントリーNo.13 NERVE / エントリーNo.14 GUDDY / エントリーNo.15 @ndreN / エントリーNo.16 UNKNOOWN / エントリーNo.17 七転 / エントリーNo.18 PUNK the 寿 / エントリーNo.19 FAT-Limo / エントリーNo.20 MC玄武
この中でも注目を集めたのはラップを始めて4~5ヶ月しか経過していないというMC玄人。等身大の気持ちを詰め込んだリリックで、オーディションに懸ける思いをぶつけていた。このパフォーマンスを受け、R-指定は「正直、1番胸を打たれました」と高評価、Zeebraも「心が洗われるな…。自分の言いたい事を即興でブレずに言いながら韻を踏もうとチャレンジする事がこんなに美しいことなのか」と感銘を受けた様子だった。FORKも「気づいたら『頑張れ』って気持ちになっていたけど、この短時間でそう思わせるのは1つの才能だと思う。すごくよかった」と絶賛した。
エントリーNo.10のAss colorは個性あふれるチャレンジャーだった。まくしたてるラップ技術と、ユーモアあふれる曲展開に、R-指定は「アカペラのフリースタイルなのに、4つくらい曲の展開があったから、ほんまにそれがすごかった」と絶賛。Zeebraも独特なキャラクターと個性豊かなパフォーマンスに「いいよね。高校生っぽさが炸裂してたな(笑)」と笑顔になっていた。
また、エントリーNo.12の八雲の堂々としたパフォーマンスと見た目の華やかさにR-指定は「今まで出てきた中で初めて“赤レンジャー気質”を感じた。面構えもいいし、心も擦れてないど真ん中の子だった」と評価。
エントリーNo.17の七転は声の良さを3人が絶賛。初々しく受け答えする姿も評価に値したようで、Zeebraは「メッチャかわいいな!」と感想を口にしていた。
全てのパフォーマンスを見終えてZeebraが「なかなかやりがいがあったオーディションでした。緊張しなさそうな奴もいたしこの先が楽しみだったので、オーディションをもう少し続けたいな」とコメントすると、FORKも「まだまだいそうな気がしますね」と手応えを口に。それからZeebraは「2次審査もやると思うので、我こそはいう方はそちらの方もお楽しみに」と視聴者に呼びかけた。
果たして合格を掴み取る高校生ラッパーは誰なのか?番組では引き続き次世代ラッパーたちの挑戦する姿を追っていく。