デパートなどでよく見かけたアーケードゲーム「ジャンケンマン」が、手のひらサイズのカプセルトイになって登場した。Twitterでは、これを高クオリティで改造した“ある投稿”が話題になっている。
【映像】職人の腕が光ってる! コードがたくさん…大改造の『ジャンケンマンJP』の中身(3分ごろ~)
投稿主のnoguo_(@noguo_)さんは6月29日、自身のTwitterに「ガシャポンサウンド ジャンケンマンJPを実際にジャンケン出来るように改造しました」と動画付きで投稿。動画を見てみると、デパートなどでよく見かけたアーケードゲーム「ジャンケンマン」がミニチュアになって動いている。
noguo_さんが大改造したのは、5月に発売されたカプセルトイ『ジャンケンマンJP』(1つ400円・全4種)。画面はシールで再現されていて、ボタンが1つ付いている。音を押すと懐かしい「じゃーん、けーん」などの音声を聞くことができる。
今回、カプセルトイを入手したnoguo_さんは、なんと本物そっくりに大改造。ディスプレイを搭載し、ボタンは「グー」「チョキ」「パー」の3つに。実際にジャンケンも可能になり、押したボタンに対して「ズコッ」や「フィーバー!」「ヤッピー!」などの音声が出るという、まさに本物に近い仕様に変身した。動画はTwitter上でも反響が集まり、24万再生を超えている(7月2日13時現在)。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』スタッフが、noguo_さんに話を聞くと「もともと、電子的・機械的な仕掛けを使ったアーケードゲームが好きで、昨今それらが消えていっているのを悲しく思っている。それなら自分で作ってみようと思い、製作活動を始めました」とコメント。現在、noguo_さんはピンボールの個人メーカーとして製作・販売を手がけている。
今回の改造のきっかけとして「『ジャンケンマンJP』が商品になることを知ったとき、ちょうど良いサイズのディスプレイモジュールが売っていたことを思い出した。改造して実際にジャンケンをさせられるのではないかと思って製作した」と明かすnoguo_さん。製作期間は約1週間、製作費用はおよそ3000円で、「ディスプレイモジュールの内側をミリ単位で薄く削り、詰め込むのに苦労しました」と語った。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)
▶︎映像:開発から4年、noguo_さんが今も製作中のピンボール(3分ごろ~)
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