<小松島競輪:阿波おどり杯争奪戦>G3◇9R S級初日特選◇2日
新型コロナ感染拡大防止のため、今月からG2以下のレースは地区内あっせん、7車立て9R制となった競輪界。初の7車立てのG3となった今開催の初日特選は、勢いに乗る清水裕友&松浦悠士の中国ラインに人気が集まった。
最終周回、河端朋之(岡山)が先頭に踊り出ると、大差をつけてレースをリード。絶体絶命と思われた中国ラインだが、猛スピードで追い上げ最後の直線で河端を捕らえ、松浦が人気に応え勝利を飾った。
2着には人気を落としていた岩津裕介(岡山)が入ったことで、人気の松浦の1着&7車立てながら、3連単は11番人気の1-4-5。4210円という配当になった。
初日特選を制した松浦は、「ちょっと届かないと思いましたが、しっかり踏めているので調子は良いと思います。このままじゃダメだなと常々思っていて、『今日より明日強く』をテーマに練習を頑張っています。去年からは脇本(雄太)さんばかり見ています。(G1オールスター競輪は3位で選出されたが)あれだけ投票してもらえると思わなかった。(7車立ては)面白みに欠けるかなと。競輪というより練習のような感じ。お客さまにレースを楽しんでもらえるのかな?という心配はあるけど、ギャンブルという意味では当てやすいのかなとも思います。こういう番組でも熱い走りをしますので、車券を買って応援していただければ嬉しいです」と7車立てのレースについての素直な気持ちを語った。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)