モデルで俳優の平井亜門が4日、都内で行われた映画『アルプススタンドのはしの方』(7月24日公開)の先行上映イベントに小野莉奈、西本まりん、中村守里、黒木ひかり、目次立樹、奥村徹也、城定秀夫監督らと参加した。

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 映画にちなんで高校時代の思い出を聞かれた平井は「高校時代は全然冴えていませんでした!軽音部に入っていたけれどそれは名ばかりで、帰宅部のような感じ。授業が終わったらすぐにブックオフで漫画を読んで家に帰って、ずっと一人で自室に籠って漫画を読んだり、音楽を聴いたりして。キラキラした青春は過ごしていません」とさえない過去を告白。青春を謳歌できなかったことを「後悔しています!今メチャメチャ後悔しています!」と力を込めて「だから今こうやってこういう映画に出て取り戻そうとしています」とぶっちゃけていた。

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 第63回全国高等学校演劇大会で最優秀賞を受賞した、兵庫県立東播磨高校演劇部の名作戯曲を映画化。甲子園1回戦に出場している母校を応援するため甲子園球場にやってきた高校生たちの姿を描く。

 元高校野球部・藤野富士夫役の平井は「面白い名前の役ですよね!」と笑いつつ「野球は辞めたけれど、未練のある男。夢を諦めなかった野球部員や才能のある人たちを見て、自分はどうだろうか?と改めて甲子園を…」と説明するもやや緊張気味。トークの迷路に入って周囲から笑いが起きると「おかしいなっ!?もっと上手くまとめられたはずなのに!」とパニックに陥って「要するに未練タラタラな元野球部員です!」と短く結んでいた。

 映画版から参加で「出演も急遽決まってプレッシャーがありました。撮影のギリギリまで台本と向き合って声を出したりして、必死に皆さんに追い付こうと思いました」と苦労を明かすも「藤野とは素の自分と近いところもあって意外とすんなりできた。撮影では若い女性に囲まれて嬉しかったですが、これはオフレコです」と青春を取り戻していた。

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 人気グラドルの黒木は「吹奏楽部の部長で頭のいい役です。努力した結果、頭のいい人で人に優しくできる子です。ただそれが周りに気づかれなかったりして、努力が見えない中で最後に自分の意思を伝えます。芯の強い優しい子」と役柄紹介。実際に演じてみて「楽器を吹くふりができて嬉しかったです。トランペットで“ポポポ”くらいはできました」と笑顔を見せていた。

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テキスト・写真:石井隼人

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▶︎動画:平井亜門出演「恋愛ドラマな恋がしたい3」

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