<小松島競輪:阿波おどり杯争奪戦>G3◇9R S級準決勝◇4日
絶好調の松浦悠士(広島)と地元の大将・小倉竜二(徳島)ら中四国ラインが圧倒的な支持を集めた最後の準決勝。打鐘が鳴り、山崎賢人(長崎)が6番手から仕掛けて先頭に出ると、松浦はその動きに合わせて九州勢の後ろへ。そして最終バックストレッチから一気に捲りきって、見事人気に応えた。松浦の番手につけていた小倉は最終コーナーで山田庸平(佐賀)にけん制されるも、意地で松浦に続き決勝進出を果たした。2車単は1番人気の1-3。180円。3車単は2番人気の1-3-4。670円と本命決着だった。
安定の走りで決勝進出を決めた松浦は、「前受けがかましてくると思ったので、しっかり準備して飛びつけるようにしていました。フォームはしっかり考えて、キレイな中でもパワーが出るように一昨年から(練習を)やってきたので、その成果が実ってきている。(動きの)ロスをなくせば自然と距離も伸びるし、スピードも出るかなと。去年、一昨年よりフォームが改善されてきていると思う。連日、人気にしていただきありがとうございます。明日も応えられるよう頑張ります」とファンへの感謝を述べた。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)