第1期放送から約4年の時を経て、ついに「Re:ゼロから始める異世界生活」(以下、「リゼロ」)第2期の放送が7月よりスタートする。“死に戻り”という異色の設定と、個性豊かなキャラクターが人気を集め、2010年代を代表するアニメのひとつとなった「リゼロ」。主人公のナツキ・スバル役を演じる小林裕介と、ヒロインのエミリア役を演じる高橋李依によれば、あまりの反響の大きさに現場も驚いているらしい。
▶本編:いよいよ放送スタート!Re:ゼロから始める異世界生活 2nd #1 7/8(水)23:00~
――「リゼロ」は、2010年代を代表するヒット作となりました。出演者としても反響の大きさは感じていますか?
高橋:舞台でご一緒した役者さんで、特に、普段はアニメを見ていなさそうな雰囲気の方からもリゼロの話題を振られたりするんですよ。「役者仲間におすすめのアニメを聞かれたから、リゼロって答えましたよ」と言われてびっくりしたことがあります。
小林:業界内人気の高さも感じます。いろんな現場でキャストやスタッフさんから「毎週楽しみにしてます」とか「自分も出してくれ」とか言われています(笑)。あとは遠方のイベントでも大勢のお客さんが集まってくださるのに驚かされました。しかも「こういうアニメ系のイベントに来たのは初めて」というお客さんが7、8割だったりするんですよ。アニメイベントに足を踏み出すきっかけがリゼロということが、すごくありがたく感じています。
――それほどの盛り上がりの中で、どのような気持ちで2期を迎えるのでしょうか?
小林:2期はさらに大変なストーリーだと聞いているので、良い作品を作るためにも反響はあえて意識しすぎないようにしています。ですが、盛り上がりに恥じないような演技をお見せするつもりです。
高橋:作品を観てくださる方がたくさんいらっしゃるのには背中を押されますが、私もこれまで通り真剣に作品に取り組むのみですね。「AnimeJapan 2019」で2期の制作決定が発表されたとき、息を呑んでPVを見てくださった皆さんの表情をすごく鮮明に覚えています。「リゼロのファンというのは、作品をじっくり噛み締めてくれる方々なんだなぁ」と頼もしく感じました。
――第1期放送が2016年と少し時間が空いたにもかかわらず、ファンの方々の熱量が高いままなのがすごいですよね。
小林:第1期のオンエアが終わってからもリゼロファンの方がかなり増えた印象があります。口コミ効果なんですかね?いろいろコラボもさせていただいているので、目に入るきっかけがいろいろあったのかな。僕たちも逆に理由を知りたいくらいですが……。
高橋:「最近リゼロを観始めた」という方が今でもいるのが嬉しいです。
――「特にこのキャラのファンは2期に期待!」というのは、ありますか?
高橋:これはもうエキドナさんじゃないかな。本当に声がぴったりなんですよ。女性キャストたちはエキドナさんにキャーキャー言っています!
小林:男だってキャーキャー言っていますよ!主に僕が個人的に……(笑)。
高橋:あとはベア子(ベアトリス)ですね。。
小林: 2期は「いろんなキャラが成長する」というコンセプトがあるんです。だから、エキドナさんやベア子に限らず、いろんなキャラに見せ場があります。あと前半は死に戻りよりも人間ドラマのほうが濃いかもしれません。1期で登場したキャラとのやり取りはもちろん、新たな登場人物も加わっての会話劇が楽しめます。
――他にも2期の注目ポイントを教えてください。
高橋:オットーの活躍にご期待ください(笑)!
小林:オットーに関しては、わからないことが増えましたよね。あと、2期は序盤から新しい情報が次々出てきますよ。
高橋:そうですね。2期を経て、いろんなことがわかってくるかも……!?4年間お待たせしましたが、2期が始まったら急にまたドッと来ますから、また1週間そわそわして暮らしてください(笑)。その“そわそわ”こそがリゼロの醍醐味です!
――最後にリゼロ2期を待つファンの皆さまにメッセージをお願いします。
小林:キャストもスタッフも2期を楽しみに頑張ってきたので、ようやく放送まで辿り着いたという感覚です。身内びいきかもしれませんが、台本を読むたびに毎回「これはすごい」と感じています。作品を作る側が全力なので、受け取る側も全力で楽しめる作品に絶対なるはず!現時点でそう確信しています。
高橋:やっと2期が放送されます!皆さん今まで待っていたものを解放する時です!ぜひ思う存分リゼロ愛をぶつけてください。リゼロをさらに多くの方に届けられるように、現場は全力を出しています。皆さんもリゼロへの愛に報いて、ぜひ一緒に盛り上げてもらえたら嬉しいです!
(原田イチボ@HEW)
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会
▶本編:いよいよ放送スタート!Re:ゼロから始める異世界生活 2nd #1 7/8(水)23:00~
▶本編:アニメ第1期「Re:ゼロから始める異世界生活」
アニメ『 Re:ゼロから始める異世界生活』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
---|---|---|
1 | 始まりの終わりと終わりの始まり | はじめての死に戻り |
2 | 再会の魔女 | 激怒するエミリア |
3 | ゼロから始まる異世界生活 | イケメンがみんなを救う |
4 | ロズワール邸の団欒 | 目覚めると双子のメイドが |
5 | 約束した朝は遠く | 目覚めて気づく死に戻り |
6 | 鎖の音 | 敵の正体はまさかのレム |
7 | ナツキ・スバルのリスタート | 崖から飛び降りリスタート |
8 | 泣いて泣き喚いて泣き止んだから | エミリアたんの膝枕 |
9 | 勇気の意味 | 鬼化して高笑いするレム |
10 | 鬼がかったやり方 | ラムを投擲するスバル |
11 | レム | 「鬼がかってますね」 |
12 | 再来の王都 | 王選候補者・フェルト |
13 | 自称騎士ナツキ・スバル | スバルを拒絶するエミリア |
14 | 絶望という病 | レムに膝枕されるスバル |
15 | 狂気の外側 | 脳が、震える震える |
16 | 豚の欲望 | 霧から覗く巨大な目玉 |
17 | 醜態の果てに | ラムにも忘れられるレム |
18 | ゼロから | 1から、いいえ、0から |
19 | 白鯨攻略戦 | 妻を愛するヴィルヘルム |
20 | ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア | ヴィルヘルムと妻の過去 |
21 | 絶望に抗う賭け | 白鯨との戦いが決着 |
22 | 怠惰一閃 | ペテルギウスを撃破…? |
23 | 悪辣なる怠惰 | 体を乗っ取られるスバル |
24 | 自称騎士と最優の騎士 | スバルとユリウス共闘 |
25 | ただそれだけの物語 | 「レムって誰のこと?」 |
26 | それぞれの誓い | 新たな魔女教大罪司祭 |
27 | 次なる場所 | “強欲”の魔女エキドナ |
28 | 待ちかねた再会 | エキドナとお茶会 |
29 | 親子 | 目覚めると現在の日本 |
30 | 踏み出した一歩 | エミリアを抱きしめる |
31 | 少女の福音 | レムと再会するラム |
32 | ユージン | 捕らえられたスバル |
33 | 命の価値 | 兎に食べつくされる… |
34 | らぶらぶらぶらぶらぶらぶゆー | “暴食”の魔女ダフネ |
35 | 地獄なら知っている | ペトラとデートの約束 |
36 | 死の味 | 泣きわめくベアトリス |
37 | 魔女たちの茶会 | 目覚めたらレムが… |
38 | 泣きたくなる音 | “嫉妬”の魔女サテラ |
39 | STRAIGHT BET | パックと契約破棄 |
40 | オットー・スーウェン/信じる理由 | 大きな喧嘩とキス |
41 | クウェインの石は一人じゃ上がらない | “見えざる手”アッパー |
42 | 記憶の旅路 | エミリアの過去の記憶 |
43 | 平家星の笑った日 | “虚飾”の魔女パンドラ |
44 | エリオール大森林の永久凍土 | フォルトナの最期 |
45 | 聖域の始まりと、崩壊の始まり | スバルVSロズワール |
46 | 咆哮の再会 | ラムVSロズワール |
47 | 水面に映る幸せ | 号泣するベアトリス |
48 | 血と臓物まで愛して | エルザと決着のとき |
49 | 俺を選べ | スバルを選ぶベアトリス |
50 | 月下、出鱈目なステップ | スバルとエミリアのダンス |
51 | 劇場型悪意 | おぞましすぎるシリウスの力 |
52 | 氷炎の結末 | 掛け声まで可愛らしいエミリアのバトル |
53 | ゴージャス・タイガー | ガーフィールの男気、ミミの「よしよーし」 |
54 | 都市庁舎奪還作戦 | スバル、渾身のお姫様抱っこ |
55 | 濁流 | “ゲス顔エミリア”の罵倒 |
56 | 騎士の条件 | プリシラの圧倒的火力 |
57 | 最も新しい英雄と最も古い英雄 | 心震わす大演説 |
58 | いつか好きになる人 | 反撃の狼煙が上がる! |