4月10日の夕方4時から5時間にわたり、“無料で楽しめるインターネットテレビ局”の「AbemaTV」にて、『生中継!!千原ジュニアの初体験!!』が生中継された。番組では千原ジュニア(42)が、ヒッチハイクと催眠術にチャレンジした。ヒッチハイクでは様々な人との出会いがあり、終始興奮するとともに人の温かさに感じ入った様子だった。
最初は「正直、知らない人の車に乗るのはイヤやなぁ」としたうえで、「乗せてもらえるだけでありがたいからなぁ」と気を取り直して開始。スタート地点は六本木。番組が使ったアプリを使った結果、「東に5km行き、もう一回ヒッチハイク」という指令が出て、月島を目指すこととなった。
「月島まで乗せて下さい」とスケッチブックに書いて拾ってくれる人を待つこと2分、「下手するとここで始まってここで終わるかもしれない」といきなりの弱気発言。6分間まったく停まってもらえる気配もないため、信号待ちの人に話しかけるようスタッフから提案されるも「苦手やなぁ」と一旦この案は保留。
また、視聴者からは「月島まで」と書くとハードルが高いため「月島方面」とより曖昧にした方がいいと助言を受け、その通りにした。
その効果もあってか14分後、ついに止まってくれる人が登場する。ケバブチェーン「アジアンケバブ」の社長、アキバさんだ。7店舗運営しているというアキバさんに「日本に何年いる?」と聞いたところ「昨日来た」とジョークで返された。実際は12年であることが明かされた。ペルシャ絨毯の輸入なども含め、幅広い事業を手掛けているという。
車内では陽気なアキバさんはピスタチオをくれるなどサービス満点。殻は床に捨てろと説明されるなど、これがペルシャ流なのだという。アキバさんの目的地は合羽橋だったが、月島まで行ってくれないかを頼んだところOKと許可をもらう。アキバさんは85歳だとまた「ペルシャジョーク」(千原ジュニア命名)を述べるも、最終的には45歳独身であることが明らかになった。
合羽橋ではプラスチック製の丼やその蓋、箸などを買いに行くという。28分後に月島へ到着し、ザクロジュースを箱でもらうとともに、さらに絨毯のパンフレットも渡され、アキバさんとはお別れ。
別れた後は「めっちゃ嬉しいわ。久しぶりに温かみに触れたようで。ホンマ行こう、アジアンケバブ」と感慨深げ。そして、月島でのミッションは「西へ10km、自宅拝見」となり、下北沢を目指すことに。
◆いよいよ催眠術。果たして千原ジュニアはかかるのか?
幸いなことに直後、オーケストラの練習をしていた人が練習終わりに車で送ってくれることになった。結局、下北沢の途中である六本木へ。マネージャーが腹が減っているということでアキバさんが経営する「アジアンケバブ」の六本木店に入り、ケバブを1つ購入すると、またもやザクロジュースをサービスで獲得するという展開になる。
その後はお台場でデートをしたというカップルに車に乗せてもらえた。これから結婚する予定の21歳男性と23歳女性だ。千原ジュニアは結婚祝いを急遽下北沢で買うこととなった。選んだのは服一式。「末永く、お幸せに」となり、3人で記念撮影。この時も「いや、良かったねぇ。良かったよかった」と感慨深げ。
最後は日本催眠術協会の催眠術師・南裕先生のもとへ。果たして催眠術とはどんなものなのか。現在婚約中だという女性スタッフに対し、南先生は水の入ったペットボトルを渡した。南先生はこのボトルの中に婚約者が入っていると説明すると、女性は催眠術をかけるとそのボトルを絶対に手放さなくなってしまった。催眠術を解いたところで、その水はどうでもよくなり、千原ジュニアに手渡す。この人は催眠術にかかりやすいタイプなのだという。
他にもいきなり女性が寝始めるなどするが、千原ジュニアは半信半疑の様子。この女性は10年後の姿を見たいと言ったが、その10年後の家族には現在の彼氏とは別の人がいるという衝撃の結果に。
千原ジュニアは果たして催眠術にかかるか? 青い光を発するLEDを見て大きなオーラが見えると先生からは説明された。しかしまったく催眠術にかからず、「暗示感性」が弱いことが分かり「すいませんでした」と千原ジュニアはお詫び。
その後、目を閉じ、20年後を予測することになった。南先生が語りかけるもそれでも結局かからず、自ら「かかったふり」をするよう伝えられる。「べろんべろんのよだれが出そうなぐらい」かかっていると信じ込むことになれば、言われた通りのことができるようになるという。
そこで試したのが、「寿司にワサビを大量に塗るも甘く感じられる」という暗示だ。しかしながら、まったく催眠術にかからず、大量のワサビの塗られたエビの寿司を食べ、千原ジュニアは苦悶の表情を浮かべ水を飲む結果に。
番組最後はスタッフから「リアクションがありのままですごく良かったと思いました」と感想を述べられると、「あまりにも嘘くさいのはね。嘘つくのはアレだからね。寿司、まずかったね!」ということで番組は終了。やはり催眠術にはまったくかからなかったことを最後に強調した。
※AbemaTV『生中継!!千原ジュニアの初体験!!』より
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