宇宙の片隅にある小さなハンバーガーショップで展開する妙に人間臭い宇宙人たちのドラマ『ギャラクシー街道』は、脚本と監督を務める三谷幸喜自身初のスペース・ロマンティック・コメディーだった。宇宙が舞台になっているだけに中和されているものの、新宿・歌舞伎町で起こっているような生々しい世界観は、三谷作品のイメージには少なかったが、ここへきて今どうして恋愛を扱うことに!?「遅れてきた思春期」と語る三谷監督に聞く。