ソロ・ラッパーとして、レーベル「Dream Boy」の主宰者として、そして「フリースタイルダンジョン」の審査員としてなど、多角的な活躍を見せるKEN THE 390。彼がソロ・デビュー10周年を記念して、彼のソロ・デビュー・アルバム「プロローグ」を、リマスタリングを施し、そこに新録曲を含めた「プロローグ~10th Anniversary Edition~」としてリリースする。
「10年経って、やっと当時の声を恥ずかしくなく、落ち着いて聞けるようになりましたね。全体を通して聴くことなんて本当に久々だったから、自分で聞き返してびっくりしたし、後半は新曲を聴くぐらいの気持ちでした(笑)。ライミングも『お、ここでこう踏むのか』とか思うんだけど、『あ、これ俺だった』みたいな(笑)。声もいらがっぽいんだけど、そういう風にラップしてたんじゃなくて、単純に声のコンディションが悪いんですよね。でも、それにも気づかないで、とにかくがむしゃらにラップしてた時代の作品ですね」とKEN THE 390はアルバムを振り返る。