【『ガルム・ウォーズ』公開記念特集 その2】
5月20日(金)、押井守監督最新作『ガルム・ウォーズ』が公開となった。本作は、15年におよぶ構想と製作費20億円をかけたハイファンタジー作品だ。実写とアニメーション技術を融合させたハイブリットな映像は、その枠にとらわれない監督だからこそ実現しえた新境地の映画に仕上がっている。
押井監督は、日本を代表するアニメ映画監督として国外でも高い評価を得ている。代表作でもある『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は、『マトリックス』のウォシャウスキー姉妹をはじめ、クエンティン・タランティーノ、ジェームズ・キャメロン、ギレルモ・デル・トロなど、世界的クリエイターも影響を与えた。そんな鬼才の作品と魅力とは何なのか。『ガルム・ウォーズ』とあわせ、押井守という人物を知るためにも彼の代表作品をこの機会にぜひ鑑賞してみてほしい。