今年のカンヌ国際映画祭で審査委員長をつとめたジョージ・ミラー監督『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、全世界を熱狂の渦に包み込んだ。
昨年6月に公開された日本では、現在も一部の劇場で公開が続き、まさに異例の大ヒットを続けている。『マッドマックス』の音楽を担当したのは、“ジャンキーXL”こと、トム・ホーケンバーグ。1993年に母国オランダでバンドデビュー後、97年からソロ・プロジェクト“ジャンキーXL”を始動。そして2002年、E.プレスリーの「ア・リトル・レス・カンバセーション」リミックス版が24カ国でNo.1ヒット、一躍その名を世界に知らしめた。キーボード、ギター、ドラム、バイオリン、ベースを演奏するマルチ奏者であり、作曲家、音楽プロデューサーとしても活躍するマルチな音楽クリエイターだ。