来週24日午前0時、乃木坂46の配信限定シングル『Route 246』(ルート・ツー・フォーティシックス)がリリースされる事が決定した。

 作詞は秋元康氏、作曲・編曲はなんと小室哲哉氏が担当。第一線から退いていた小室氏にとって楽曲提供はラストアイドルの『風よ吹け!』(2018年4月)の作詞・作曲・プロデュースを手掛けて以降、実に2年3ヶ月振りとなる。

 また、秋元氏と小室氏の共作はやしきたかじん『その時の空』(2010年11月)以来、約10年ぶりのことで、秋元氏が総合プロデュースするAKB48グループ・坂道グループでは初めてとなる。今回の共作にあたって、秋元氏は次のようにコメントを寄せている。

 「小室哲哉は古くからの友人です。一度は引退した彼ですが、時々、会って食事をする度に、音楽への熱い想いは消えていないことを知りました。いろいろな事情はあるのでしょうが、何とかもう一度、小室哲哉に音楽に携わる機会を持って欲しいと思いました。「曲を書いてよ」そんな話を何度かするうちに、彼がようやく重い腰を上げました。ブランクがあった分、なかなか、思うようなイメージのものが書けないようでした。結局、7回も書き直しをしてもらったのですが、その作業すら楽しそうでした。この人は本当に音楽がないと生きていけないのです。音楽にのめり込むとまわりが見えなくなってしまう不器用な人です。そのせいで多くの方に迷惑もかけたのでしょう。でも、小室哲哉はそれを音楽でしか返すことができないのです。乃木坂46に、書き下ろしてくれた「Route 246」を聴いてください。彼の音楽への想いが伝わって来ると思います。」

 加えて小室氏も「多いなる友情と才能を持った秋元康さん、同じく近しい知人に一年間背中を押され、今回悩みに悩んで作曲・編曲を手掛けさせていただきました。ここ数年ゼロからアートを学び、改めて概念、すなわちコンセプトを持った創造物の貴重さを感じています。今回のコンセプトは友情でした。友人の期待に応えたい一心で今作を作りました。一貫した、らしさは表現されているのでは?と感じています。」としている。

 そして、今回の楽曲でセンターを務めることになったのは齋藤飛鳥。「もともと小室さんのファンだった」といい、「小室さんが乃木坂46のために曲を作ってくださった事が何よりも嬉しく、また楽曲も「小室さん感」が溢れていて、個人的に本当に嬉しかったです。この楽曲の曲調と乃木坂46の組み合わせで、どう化学反応が起こるか楽しみです!」と期待を込めた。

 『Route 246』はリリースに先立ちニッポン放送「乃木坂46のオールナイトニッポン」(22日25時~)で初オンエア、また、「MUSIC STATION 3時間半スペシャル」(24日)でテレビ初パフォーマンス予定となっている。

※参考:作詞:秋元康 / 作曲:小室哲哉の過去作品

1986年11月:原田知世「家族の肖像」

1987年3月:堀ちえみ「愛を今信じていたい」

1990年6月:郷ひろみ「空を飛べる子供たち Never end of the earth」

1993年9月:牧瀬里穂「国境に近い愛の歌」

1993年9月:牧瀬里穂「キャンセルされたプライバシー」

1995年7月:翠玲「恋をするたびに傷つきやすく・・・」

2010年11月:やしきたかじん「その時の空」

乃木坂46時間TV アベマ独占放送「はなれてたって、ぼくらはいっしょ!」
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#乃木坂世界旅 今野さんほっといてよ!
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