子どもというものは、ときに親をドキッとさせるような言葉を発したり成長を見せるもの。「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」などで知られる漫画家・宮川サトシさん(42)が、愛娘からもらったラブレターを紹介。その言葉選びが情緒的だとネット上で話題となっている。

「おとうさんがすきだから」5歳の娘からのラブレターに感動 父への愛を表現した才能溢れる言葉選びに注目集まる
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 宮川さんの娘のはなえちゃんは5歳。手紙を書くのが大好きで普段からよくプレゼントしてくれるのだそうだが、宮川さんが感動しツイッターに投稿したのは、折り紙のチューリップ付きで渡された1枚の手紙。そこには愛のメッセージが以下のように書かれていた。

「おとうさんへ

おとうさんがへびにたべられたら

はなえもたべられていいよ。

どうしてそうおもうかとゆうと 

おとうさんがすきだから。」(原文ママ)

 独特な感性が光るこの愛の言葉に、宮川さんは我が子ながらノックダウン。「5歳の娘からこんなラブレターをもらった。『I LOVE YOU』を『一緒にヘビに吞まれてもいい』と表現するその感覚に、正直一瞬恋に落ち…いや、落ちないけど、しばらく頭の中で二人一緒にヘビに呑まれている様子を想像し、時間を奪われてしまった」とコメントを添え紹介した。

 この投稿には11.7万以上のいいねが殺到。「素晴らしい文才ですね!こんな文章なかなか生み出せないですよ」「才能ってすごい。詩とか書いてもらったらすごいものが出来そう」「自分の持ってる言葉を全部使って、お父さんのこと大好きな気持ちを伝えようとしているのでしょうか」など絶賛の言葉が相次いでいる。

 宮川さんは「嬉しさよりも驚きが先にありました。文法がしっかりしてること、気持ちの表現、物書きの端くれとして、少しだけ嫉妬もしましたが(笑)」とはなえちゃんの秘められた才能に驚いた様子。「毎晩絵本を読んできた影響か、もしくはアニメや映画も好きなので、娘なりに『死』とはヘビに呑み込まれることと、頭の中で結びついたのかもしれません。親として本当は呑まれた僕を置いて逃げて欲しいですが…愛の言葉だと思うとやっぱり嬉しいですね」と、我が子からの愛に感動していた。

ABEMAヒルズABEMAより)

5歳の娘が書いたラブレター
5歳の娘が書いたラブレター