共に首長経験を持ち、地方分権については意見が一致することも多い東国原英夫氏と橋下徹氏。18日のABEMA『NewsBAR橋下』では、都知事選の結果を受け、小池都知事が次の都知事選でどのような動きを見せるのか、語り合った。
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橋下:小池さんのことを“すごい”と思ったのは、都知事選に出る前に自民党の二階幹事長のところに挨拶に行った。みんな一瞬、自民党が小池さんを推薦するのかと思う。松井大阪市長もそう思ったから、“なんだよ。小池さんは都民ファーストを捨てて自民党の推薦を受けるのか。ちょっと義理がない”と言った。自民党東京都連も、国会の方の自民党が小池さんを推薦するんだなと“諦めモード”になってしまった。ところが最後になって、自民・公明の推薦を蹴った。
東国原:蹴ったというよりも、“すみません。推薦は受けません。でも自民党さんには応援をお願いしますよ”という話し合いがあったんだと思う。というのは、自民党の推薦を今回受けたら、来年の都議選で都民ファーストを切らないといけなくなるから。ただ、そこも中途半端ではある。都民ファーストも生かす、自民党も生かすということだから。あの人は築地や豊洲の問題でもそうだったが、中間を行く。見てる側からすれば、“なんだよ、中途半端”となるが、あれが一つの政治テクニックだ。
橋下:東さんが言うような話し合いがあったのかどうかは分からないけれど、僕は都民ファーストを生かすために自民党の推薦を蹴ったんだと思う。こんな政治、すごいなと思う。
東国原:推薦を受けてしまうと、都民ファーストを見殺しにすることになるから抑えた。来年の都議選を見ていてほしい。都民ファースト、ボロボロになるから。そうなっても、小池さんは絶対に都民ファーストを救わないと思う。
(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)