将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が7月22日に行われ、斎藤明日斗四段(22)が高見泰地七段(27)に95手で勝利した。
出だしの角交換から棒銀を採用した斎藤四段は、高見七段にうまく切り替えされ、中盤では形勢を損ねたかに見られた。それでもしぶとく攻め続けると、終盤に指した高見七段の一手を契機に、一気に挽回。玉頭をしつこく攻め、相手の反撃も振り切り勝利を収めた。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太七段が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)