<福井競輪:不死鳥杯>G3◇9R S級初特選◇23日
脇本雄太(福井)が、初特選を地元ファンの人気に応えて快勝した。弥彦記念に続き、新型コロナの感染防止対策を行った上で有観客開催となった。地元のエース・脇本に多くの声援が集まる中、迎えた初特選。打鐘が鳴り後方から踏み上げた脇本。最終バックストレッチで先行する同支部の野原雅也(福井)を捲り切ると、ラインを組んでいた稲川翔(大阪)とともに3番手以下を大きく引き離し圧勝ゴール。2車単は1番人気の1-2、160円。3連単は6番人気の1-2-4、2450円と本命決着となった。
現在、日本代表チームが拠点を置く静岡県伊豆市に居住している脇本は、「2年ぶりに福井バンクに帰ってきたのですが、お客さんの声援がすごくて自分でもビックリしています。(同支部の野原雅也とは別ラインになったが)戦いにくさはあったが、そこは割り切って勝負できたかなと思います。ゴール前で拍手もたくさん聞こえたので、安心してラインで決めることができました。僕自身もしっかり勝ち上がれるように頑張ります」と久しぶりの地元バンクに感慨深そうだった。
(ABEMA/競輪・オートレースチャンネルより)