30日、映画『私がモテてどうすんだ』私モテ感謝 Day♥が都内劇場にて行われ、出演する吉野北人、神尾楓珠、山口乃々華、富田望生、伊藤あさひが平沼紀久監督とともに登壇した。
『私がモテてどうすんだ』は、累計発行部数 300 万部を突破した、ぢゅん子による人気コミックの実写映画化。自分の恋よりイケメンたちのカップリングに萌える、アニメ&BLが大好きな高校生・花依(山口/富田)は、ある日、激ヤセして超絶美少女になってしまう。すると、突然、同じ高校のイケメン 4 人からモテまくる事態が発生し、戸惑う花依だったが…。
公開から日が経ち、周囲から感想は届いたかと聞かれた登壇陣。神尾は、「僕には届いていないですね。周り、誰も観てくれない…」とシュンとする素振りを見せるも、吉野は「両親から“観たよ”って連絡を受けて、内容がすごく面白くてめちゃめちゃ笑ったと聞きました。お母さん世代、幅広い世代でも楽しめる作品なんだな、と思ってうれしかった」と笑みを見せる。山口も、「おばあちゃんから電話がかかってきて、“のんちゃんが画面に映って、泣いたよ”って。うれしくて感動しました」と、弾んだ声で報告した。
この日は、観客からの質問に答える、ティーチイン形式のQAも行われた。「撮影で大変だったことは?」という質問に、吉野が「初日の屋上のシーン。めちゃめちゃ晴れていて、すごくまぶしかったです。目を開けるのに必死でした。意外なところで苦労してるんです」と言うと、神尾&伊藤も「まぶしかったよね!!」と力強く同意。
一方、平沼監督は、「北人と乃々華の頭ゴツンのところ、うまくいかなくて。北人が僕にいっぱいゴツンをして、いい思い出」と振り返ると、吉野が「めちゃめちゃのりさんうまいんですよ。慣れていました」と返し、「うまいと言われたからうれしくて、ゴツンとやってました。近くに北人がいて、キレイで、真っ白な肌でした(笑)」と、苦労どころか、ハッピーな出来事だったと照れ笑いで伝えていた。
また「自分の台詞以外で好きな台詞は?」という質問が投げられると、吉野は、「五十嵐(神尾)の“キスするぞ”の台詞!まっすぐな目で言われたら、うっ、となりますよね!心臓が出ちゃいそう」とはしゃぐ。続けて、「そのシーンが好きだから、番組宣伝とかで甘い台詞をとリクエストされたら、その台詞を使っていました(笑)」と告白し、神尾本人に「おい!ちょっと悔しいな、ほくちゃんがやったほうが格好いいに決まってる!」と突っ込まれていた。
『私がモテてどうすんだ』は全国ロードショー中。
取材・文・写真:赤山恭子