映画『甘いお酒でうがい』が、9月25日(金)から、ヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿ほかにて全国公開されることが決定。昨年4月の「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」でのワールドプレミアから1年半、いよいよ劇場公開を迎える本作に向けて、主演の松雪泰子や黒木華、清水尋也、そして大九明子監督と、原作・脚本のシソンヌじろうからメッセージが到着した。
 原作は、2014年に第7回キングオブコントで王者に輝いたお笑い芸人 シソンヌじろう が、ネタの中で長年演じてきた代表的キャラクターである“川嶋佳子(かわしまよしこ)”がもし日記を書いたら・・・と執筆された同名小説「甘いお酒でうがい」。2015年の年末に出版されると、佳子が日記に綴る詩的な言葉の感性や、日記が持つ世界観、佳子と同僚の若林ちゃんの世代を超えた仲睦まじい関係に共感する感想で、ネット上をざわつかせた。じろう本人も「自分の中の女性が勝手に書いている」と公言するほど、日記の中のエピソードは女性が共感するものばかり。佳子はじろうであり、じろうは佳子である。一心同体となって書き綴られた数々の日記という形式のエピソードの中から、大九監督とじろうが選りすぐったものを、じろう自身が脚本を手掛け、大九監督が映像化した。