「沖縄は夏が“鬼門”」感染者急増で医療機関にも緊張、島ならではの難しさも…県専門家会議メンバーの医師に聞く ABEMA Prime 2020/08/12 13:10 拡大する 今月1日時点で10万人当たりの1週間の新規感染者数が全国ワースト1位となった沖縄。11日の『ABEMA Prime』では、沖縄県の専門家会議メンバーでもある高山義浩医師に最新の状況について話を聞いた。・【映像】地元医師に聞く「小さな島なので病床は限られ、本土のように融通が利かない」 感染の広がりについて高山医師は「米軍基地でのクラスターの話やGo To トラベルの影響もあるとは思う。ただ、感染者が増える要因は一つではないし、ウイルスは持ち込まれただけでは広がらない。広がる要因が必要だ。観光客の方々がホテルに滞在し、ビーチで遊び、また飛行機で帰っていくというような単純な旅行の仕方であれば、私たちもそれほど恐れてはいない。むしろ市中の居酒屋に行き、地元の人との交流が起きるような場合にはリスクがあるということだ。また、沖縄は夏が“鬼門”で、インフルエンザも夏に流行する。2009年の新型インフルエンザ流行も、全国に先駆けて8月に沖縄で流行が起きた。やはりいち早く暑くなり、エアコンを付け閉め切った環境で生活をするようになったことも背景にあると思う。思い返せば、4月頃は北海道での流行が大きかった。あの時は気が付かなかったが、やはり北海道では外が寒かったので、部屋を閉め切っていたからだと思う」と話す。 続きを読む 関連記事