新型コロナウイルスの影響で進むリモートワークへの動き。自宅のWi-Fi環境が悪く、戸惑っている人も多いかもしれない。そんな中、一風変わった“Wi-Fiのご機嫌斜め現象”の対策法がネットで話題になっている。
【映像】金属製ボウル「あり」「なし」でWi-Fi速度を測定 ※検証結果グラフ(3分ごろ~)
投稿主は数日間「自宅でのみWi-Fiがご機嫌斜めになる現象」に悩まされ続けていた、まの(@man0x0)さん。まのさんが自身のTwitterで「通信規格変えてみたり、モードを変更しまくったり、電源入れ直したり、SIMカードを一回抜いてみたり…と、ありとあらゆる手を使いまくってもだめだったのに、最終の解決手段がこれとか本当に納得できない…」と、ポケットWi-Fiを金属製のボウルに入れた画像つきで投稿すると、Twitter上では約4.5万“いいね”がつくほどの大反響が寄せられた。
ニュース番組「ABEMAヒルズ」のスタッフが「なぜボウルにたどり着いたのか?」と聞くと、まのさんは「アルミホイルを使うのを最終手段として勧められた。たまたま目についたボウルにとりあえず放り込んでみました」と回答。さらに番組では総務省の基幹通信室の担当者にも取材を敢行。ポケットWi-Fiを金属製のボウルに入れることで、本当に電波が入りやすくなるのか聞いたところ、担当者は「技術的な検証をしていないので断言することはできない」とした上で「ボウルが金属製で湾曲していることが弱い電波を中心に集まる“パラボラ”の仕組みと似ている」と紹介。「理論的には電波が強くなったなどの可能性はあります」と語っている。
実際に、番組でもポケットWi-Fiの電波が金属製のボウルで快適になるのか検証。椅子の上に置いたポケットWi-Fiと金属製のボウルに入れたポケットWi-Fiの速度をそれぞれ比較した。
スタッフがWi-Fiの速度を調べるアプリで検証した結果、ボウルなしの場合は4.7Mbps、ボウルありだと5.8Mbps。やはり金属製のボウルに入れた方がWi-Fiが速くなっていた。
その後、同じ条件で5回速度を測定しても、全て金属製ボウルに入れたポケットWi-Fiの方が速いという結論に。持っているポケットWi-Fiの速度が遅いと感じる人は試してみるのもいいかもしれない(※検証はあくまで番組調べ)。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)
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