過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験を教えてくれる『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)。
【映像】元ホワイトベリー前田有嬉、番組ラストの「夏祭り」胸アツ歌唱シーン(29分ごろ~)
ABEMAビデオでは今回珠玉の授業を振り返る『しくじりクラシック』を配信。元Whiteberryの前田有嬉が“自由に憧れて消えちゃった先生”として登壇し、2015年に“神回”と大反響を呼んだ授業を改めてお届けした(※番組は2015年7月に放送したもの)。
Whiteberry解散後、待ち望んでいた自由を手に入れた前田。バイトとライブを掛け持ちする生活をスタートさせるも、7年間つらい日々を過ごしていた。
そんな地獄から救ってくれたのは、前田のブログに寄せられた「夏祭り歌ってください」の言葉だった。これは「地元のイベントで歌ってほしい」という正式なオファーで、担当者はWhiteberryのファンだったという。2004年にWhiteberryが解散し、ソロ活動を始めてからずっと「夏祭り」を封印していたが、担当者の熱い気持ちが響き、2013年に解禁する決意をした。
ショッピングモールでのイベントでは、浴衣を着て弾き語りのミニライブを行った。「夏祭り」を大々的に宣伝していなかったが、おまけで歌ったところ、子どもからお年寄りまでみんなが歌っていて、握手会でも「がんばってるね」と優しい言葉をかけてもらったという。
この経験から、前田は「歌ってこういうものなんだ」と気持ちが変わり、今後も「夏祭り」を歌っていくことに。すると、2014年には「夏祭りを歌ってください」というオファーが200本も来たという。
「私を救ってくれたのは、大人たちに反抗していた頃の代表曲だった」「ひとりじゃなにもできない」と気づいた前田。「7年間、探して見つけた、夏祭り」と5・7・5でまとめ、「夏祭りを与えてくれた大人たちに、今は感謝してます」と語った。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)
(※番組は2015年7月に放送)