木の上でのんびりゆったりしているのは、兵庫県にある「淡路ファームパーク イングランドの丘」のコアラ、だいち君。木の上で休む姿は見慣れた光景だが…壁にもたれかかるように“よっこいしょ”。なんとも哀愁漂う姿だ。
7歳のだいち君は、人間だと35歳くらいに相当する。飼育係長の後藤敦さんは「地面に座って休む姿は時々見られるんですけど、壁にもたれかけて休むというのは初めて見ました。コアラは元々警戒心が強くて、特に地面なんかだと天敵に襲われやすかったりするので、あまり地面に降りることを好まない。だいちに関しては警戒心が薄いのか、わりとあのような行動をとってしまいがち」と話す。
しかし、だいち君のコアラらしからぬ姿はこれだけではなかった。木の上もおしりをふりふり、何を思ったのか後ろを向いたまま歩く。後藤さんは「(正面を向くため)途中で回転するんですけど、めんどくさがりなところがあるので。だいちは」と明かした。
(ABEMA/『ABEMA Morning』より)