将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が8月24日に行われ、渡辺大夢五段(32)が高橋道雄九段(60)に123手で勝利した。渡辺五段は午後7時からの一次予選決勝に進む。
出だしの角交換から両者、銀冠に囲った相居飛車の将棋は、中盤まで後手番のベテラン高橋九段がリード。自陣の囲いが崩壊寸前だった渡辺五段だが、粘りながら徐々に形勢を巻き返すと、終盤は2枚の馬を活用した攻めが見事に決まり、逆転勝利を収めた。
振り駒の結果、先手は渡辺五段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)