財布やスマホ、チケットを入れたまま施錠し、取り出すためにまたコインを投入する羽目に。コインロッカー使用時に起こるそんな問題を解決する画期的な機能が話題となっている。
▶︎動画:財布も中だ…コインロッカーでの悲劇を防ぐ画期的な“サービスドア”
それはTwitterでもんじろう@次は北海道?さん(@saikikaku1)が紹介した札幌駅構内で発見したという “サービスドア”つきのコインロッカー。
通常の扉の部分に、斜めに鍵穴付きの小さな扉“サービスドア”が付いており、料金を払うことなく何度でも開閉することがでいるようになっているのだ。
“サービスドア”を開発したのは、コインロッカーの製造・運営をしている日本自動保管機株式会社。元々はスキー場向けに作られた商品で、スキーヤーが手袋や財布などを預け出し入れするのに使われていたという。現在までに札幌を中心に全国約1万台を設置している。
斜めにドアが付いているのにも意味がある。斜めにすると重力で“サービスドア”の扉が開き、その存在に気づく上に、バネを使用する必要がないので劣化知らずとなっている。
この“サービスドア”つきコインロッカーにTwitter上では「これすごく便利ですよね!」「斜めになっているところが発想の勝利」「ありそうでなかなかない素晴らしいアイデア」などと絶賛の声が殺到。
製造元の担当者も手応えを感じており、「このサービスドアが付いていると本当に便利だなと多くの声をいただいております。忘れ物をしたときに、すぐ取れるので今ではほぼこのサービスドアを付けさせていただいております。特にスキーヤーからは大好評です!」とコメントしている。


